毎月
【地上11ch】毎日 12:00~/15:00~/19:30~/22:00~
横浜の歴史や文化(ヒストリー)に潜んだ謎(ミステリー)を解き明かすシリーズ番組
YOUテレビの人気番組であり、ケーブルテレビを通じて全国の方にご視聴頂き、毎回たくさんの感想を頂いています。
2003年からスタートした横浜ミストリーは、制作100本を超え、毎回様々なこと・ものをテーマに「ミストリー」を発見し、歴史をひもときます。
2025.09.01~ 9月 「横浜大空襲5.29~街が燃えた日の記憶~」(再)
内容
2025年9月放送
横浜大空襲5.29~街が燃えた日の記憶~(再)
昭和20年(1945)5月29日の太平洋戦争末期、米軍による横浜市街地への絨毯爆撃が行われました。
この爆撃は「横浜大空襲」と呼ばれ、午前9時20分頃から約1時間、米軍のB29爆撃機517機によって行われた無差別爆撃で、約43万9千発、約2,570トンの焼夷弾が投下され、死者8,000人以上、負傷者は10,000人以上とされていますが、その実態は不明です。
「横浜大空襲」から今年でちょうど80年。爆撃に見舞われながら、命が助かった方々も高齢化がすすみ、ご存命の方も少なくなってきています。
番組ではその証言を記録し、空襲をとらえた写真や、焼夷弾などの実物資料とあわせて、空襲体験者にとって、5月29日とはどんな日であったのかを明らかにし、後世への記憶としてとどめます。
※この番組は2015年5月に放送されたものです。

爆撃により炎につつまれた横浜市街 横浜市史資料室蔵
2025.08.01~ 8月 「メキシコからやって来た天文学の黒船」~明治の金星観測秘話~
内容
2025年8月放送
メキシコからやって来た天文学の黒船 ~明治の金星観測秘話~
明治7年(1874)、メキシコから観測隊が横浜にやってきた。観測されたのは、金星の太陽面通過という、非常に珍しい天文現象だった。この観測は、日本の天文学においても、またメキシコとの国交においても重要な意味を持つものとなった。
観測は成功したのか?観測の結果、何がわかったのか?そして、なぜ観測の地として、横浜が選ばれたのか。
その謎を紐解くと共に、変わりゆく横浜の夜空に思いを馳せる人々の浪漫を描く。

メキシコ観測隊
取材先紹介
川崎天文同好会
はまぎん こども宇宙科学館
フェリス女学院/フェリス女学院観測記念碑
大佛次郎記念館
かわさき宙(そら)と緑の科学館
メキシコ大使館

フェリス女学院/フェリス女学院観測記念碑

金星太陽面経過観測記念碑

かわさき宙(そら)と緑の科学館
8月のミストリーは、今春公開の映画「君の忘れ方」で注目を集める新進気鋭の映画監督 作道雄さんによるディレクション作品です。
2025.07.01~ 7月 「世界一の「横浜スカーフ」〜 一世を風靡した匠の技 〜」
内容
2025年7月放送
世界一の「横浜スカーフ」〜 一世を風靡した匠の技 〜
1859(安政6)年の開港以来、海外との貿易が広がっていくなか、生糸の輸出拠点として栄えた横浜。明治時代を通して、横浜からの輸出品の約70%を占めたのは生糸と絹製品でした。
絹製品の中でも、スカーフが輸出の重要品目となり、もっぱら横浜で製造され、海外に販路を伸ばしていきました。そして戦後、再び世界を目指した横浜のスカーフ産業は、絹以外の合成繊維からも製造する等、品質向上のための弛まぬ努力の結果、「横浜スカーフ」として、横浜の一大地場産業に発展します。品質はもとより、クラシカルな絵柄から最先端のファッション、流行のデザインを取り入れた横浜スカーフを世界が認め、たいへんな人気を博しました。そして、1960年代前半にはそのシェアは、海外のスカーフの約50%を占め、文字通り世界一となりました。
「横浜スカーフ」は、どのようにして、世界一のシェアを誇るまでになったのか?そこには、「匠の技」が隠されていたのです。その謎を紐解きます。

「横浜スカーフ」横浜市歴史博物館 所蔵
取材先紹介
横浜市歴史博物館
シルク博物館
株式会社 藤商 (フジショウ)
モトカワ
お茶の水女子大学 門田園子
関東学院大学 山崎 稔惠
有限会社 舟山商店
株式会社 丸加

横浜市歴史博物館