毎月
【地上11ch】毎日 12:00~/15:00~/19:30~/22:00~
横浜の歴史や文化(ヒストリー)に潜んだ謎(ミステリー)を解き明かすシリーズ番組
YOUテレビの人気番組であり、ケーブルテレビを通じて全国の方にご視聴頂き、毎回たくさんの感想を頂いています。
2003年からスタートした横浜ミストリーは、制作100本を超え、毎回様々なこと・ものをテーマに「ミストリー」を発見し、歴史をひもときます。
2025.10.01~ 10月 「短歌女子必見!幕末の横浜に和歌の達人がいた! ~文明開化を詠った歌人・神奈川台町の弁玉(べんぎょく)~(再)
内容
2025年10月放送
短歌女子必見!幕末の横浜に和歌の達人がいた!
~文明開化を詠った歌人・神奈川台町の弁玉(べんぎょく)~(再)
幕末から明治のはじめの横浜で、異人館、蒸気船、写真機など、急速に押し寄せた文明開化の世相や人々を庶民の視線で観察し、現代人をも感動させる優れた和歌を数多く残したのが歌人、大熊弁玉です。また、弁玉は文芸活動を通して、当時の文化人たちと文芸サロンを形づくり、そこでは神奈川奉行所の役人から商人、芸妓まで封建制の身分を越えた人々とのネットワークを築いていました。弁玉が住職を務めた神奈川区の三宝寺では、その活動を顕彰する催しも行われ、再評価が高まる弁玉ですが、まだまだ一般的には知られていません。弁玉の詠った和歌を解き明かしながら、横浜が誇る偉人の業績を紐解きます。

(歌人 大熊弁玉)
2025.09.01~ 9月 「横浜大空襲5.29~街が燃えた日の記憶~」(再)
内容
2025年9月放送
横浜大空襲5.29~街が燃えた日の記憶~(再)
昭和20年(1945)5月29日の太平洋戦争末期、米軍による横浜市街地への絨毯爆撃が行われました。
この爆撃は「横浜大空襲」と呼ばれ、午前9時20分頃から約1時間、米軍のB29爆撃機517機によって行われた無差別爆撃で、約43万9千発、約2,570トンの焼夷弾が投下され、死者8,000人以上、負傷者は10,000人以上とされていますが、その実態は不明です。
「横浜大空襲」から今年でちょうど80年。爆撃に見舞われながら、命が助かった方々も高齢化がすすみ、ご存命の方も少なくなってきています。
番組ではその証言を記録し、空襲をとらえた写真や、焼夷弾などの実物資料とあわせて、空襲体験者にとって、5月29日とはどんな日であったのかを明らかにし、後世への記憶としてとどめます。
※この番組は2015年5月に放送されたものです。

爆撃により炎につつまれた横浜市街 横浜市史資料室蔵
2025.08.01~ 8月 「メキシコからやって来た天文学の黒船」~明治の金星観測秘話~
内容
2025年8月放送
メキシコからやって来た天文学の黒船 ~明治の金星観測秘話~
明治7年(1874)、メキシコから観測隊が横浜にやってきた。観測されたのは、金星の太陽面通過という、非常に珍しい天文現象だった。この観測は、日本の天文学においても、またメキシコとの国交においても重要な意味を持つものとなった。
観測は成功したのか?観測の結果、何がわかったのか?そして、なぜ観測の地として、横浜が選ばれたのか。
その謎を紐解くと共に、変わりゆく横浜の夜空に思いを馳せる人々の浪漫を描く。

メキシコ観測隊
取材先紹介
川崎天文同好会
はまぎん こども宇宙科学館
フェリス女学院/フェリス女学院観測記念碑
大佛次郎記念館
かわさき宙(そら)と緑の科学館
メキシコ大使館

フェリス女学院/フェリス女学院観測記念碑

金星太陽面経過観測記念碑

かわさき宙(そら)と緑の科学館
8月のミストリーは、今春公開の映画「君の忘れ方」で注目を集める新進気鋭の映画監督 作道雄さんによるディレクション作品です。